NACT review コクリツ シンビジュツカン ケンキュウ キヨウ
NACT review国立新美術館研究紀要 = Bulletin of the National Art Center, Tokyo

書誌ID	LB00225237
巻次/年月次/資料ID	4号 / 2017年 /

 目次

• 巻頭言 / 青木，保 --- p.2-3
• ＜論文＞ペルジーノ作《キリストの昇天》に関する一考察—カッシーノ会との関わりから (The relationship between Perugino's Ascension of Christ and the Cassinese Congregation) / 百合草，真理子 --- p.8-20
• ＜論文＞ジョルジュ・バタイユ『眼球譚』改稿版におけるハンス・ベルメールの挿画—写真的近さ/「子ども」らしさ/サドへの接近 (Hans Bellmer's illustrations for the revised edition of Georges Bataille's Story of the Eye: photographic closeness, childish qualities, and affinity for Sade) / 松岡，佳世 --- p.21-33
• ＜論文＞セメント美術工作研究会—戦時下の物資統制と素材研究 ("The Cement Art Production Research Association: wartime rationing of supplies and material research") / 坂口，英伸 --- p.34-53
• ＜評論＞エドワード・ホッパーの『光』と『陰』そして……（下） (Edward Hopper's light and shadow (part III)) / 青木，保 --- p.56-79
• ＜評論＞社会思想家が論じた絵画の美の性質について—アダム・スミス、トクヴィル、長谷川如是閑の場合 (Social thinkers on the nature of pictorial beauty: Adam Smith, Alexis de Tocqueville, and Hasegawa Nyozekan) / 猪木，武徳 --- p.80-88
• ＜評論＞江戸琳派の「高安の女」雑感 (Edo Rimpa's "Takayasunoonna" picture) / 今泉，隆裕 --- p.89-107
• ＜評論＞「精神生理学研究所」—メディア論としての作家表現 (Psychophysiology Research Institute (Seishin Seirigaku Kenkyujo): artistic expression as media theory) / 伊村，靖子 --- p.108-119
• ＜評論＞ウォーホルと時間 (Warhol and time) / 沢山，遼 --- p.120-143
• ＜評論＞南海への夢—ゴーギャンとノルデ (Dream of the south seas Paul Gauguin and Emil Nolde) / 德永，恂 --- p.144-152
• ＜評論＞Museo Laboratorio della MenteおよびMuseum Guggingへの訪問体験とアウトサイダー・アート省察—文化人類学の地平からの視点 (Visiting Museo Laboratorio della Mente and Museum Gugging and reflecting on outsider art : a cultural anthropological perspective) / 宮坂，敬造 --- p.153-179
• ＜展評＞草間彌生わが永遠の魂 : 「天才」の物語が阻むもの / 中嶋，泉 --- p.182-185
• ＜展評＞ミュシャ展 : 新しい歴史画として—ミュシャの「スラヴ叙事詩」 / 喜多崎，親 --- p.186-189
• ＜展評＞ジャコメッティ展 : 「アルベルト・ジャコメッティ広場」への夢想 / 小林，康夫 --- p.190-193
• ＜展評＞サンシャワー:東南アジアの現代美術展1980年代から現代まで : 「東南アジアの現代美術」と出会いなおすために / 星野，太 --- p.194-197
• ＜エッセイ＞日本の広報外交・文化外交 / 五百旗頭，真 --- p.200-201
• ＜エッセイ＞美術と私 / 大山，平一郎 --- p.202-204
• ＜エッセイ＞會津八一記念博物館と実物教育 / 奥島，孝康 --- p.205-206
• ＜エッセイ＞外交における科学と文化 : 科学と文化をめぐるふたつの視点と今後の課題 / 岸，輝雄 --- p.207-208
• ＜エッセイ＞Wanted: Edmund Walpole Brooke E.W. ブルック情報求む / 圀府寺，司 --- p.209-210
• ＜エッセイ＞「国立新美術館」関連考 / 小松，親次郎 --- p.211-212
• ＜エッセイ＞SDGs (国連持続発展計画) と文化 / 佐藤，禎一 --- p.213-214
• ＜エッセイ＞生涯学習時代における教育普及活動 / 澤田，将哉 --- p.215-216
• ＜エッセイ＞水の都市をめぐるふたつの展覧会 / 陣内，秀信 --- p.217-218
• ＜エッセイ＞ジョージタウンの壁絵アート / 多和田，裕司 --- p.219-220
• ＜エッセイ＞異聞—差異の来し方 / 中村，一美 --- p.221-223
• ＜エッセイ＞今美術館とは何かを考える / 南條，史生 --- p.224-227
• ＜エッセイ＞国立新美術館開館の頃 / 林田，英樹 --- p.228-229
• ＜エッセイ＞子供たちに生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力を育成する / 東良，雅人 --- p.230-231
• ＜エッセイ＞美術館とソフトパワー / 福富，満久 --- p.232-234
• ＜エッセイ＞ミュージアム・アーキテクチャー : 美術館建築と現代美術 / 藤田，治彦 --- p.235-236
• ＜エッセイ＞プンタ・デラ・ドガーナ雑感 / 古山，正雄 --- p.237-238
• ＜エッセイ＞「権力の館」展覧会をめざして—歴史追想型と未来志向型のどちらがよいか？ / 御厨，貴 --- p.239-240
• ＜エッセイ＞科学と感性—生物文化財をめぐる美のゆくえ / 矢野，晋吾 --- p.241-242
• ＜エッセイ＞美の力、社会の力 / 油井，清光 --- p.243-244
• ＜エッセイ＞ミャンマーとタイ、ふたつの国でのワークショップ / 吉澤，菜摘 --- p.245-246
• ＜エッセイ＞ブリコラージュの自由 / 鷲田，清一 --- p.247-248
• ＜彙報＞国立新美術館開館10周年記念ウィーク --- p.250
• ＜彙報＞特別展示 / 長屋，光枝 --- p.251-253
• ＜彙報＞シンポジウム1: 展覧会とマスメディア / 長屋，光枝編 --- p.254-261
• ＜彙報＞シンポジウム2: 「アーカイヴ」再考—現代美術と美術館の新たな動向 / 長屋，光枝編 --- p.262-273
• ＜彙報＞アーティスト・ワークショップ「Next 10 years 〜色と形でデザインするわたしの未来〜」 / 吉澤，菜摘 --- p.274-275
• ＜彙報＞建築ツアー : 歩く・見る・知る美術館 / 吉澤，菜摘 --- p.276-278
• ＜彙報＞狂言公演山本東次郎家一門 ; ロビーコンサート仲道郁代 --- p.279
• ＜彙報＞特別上映会 : 映画から見るシンガポール・マレーシアのアイデンティティ ; 地域で共に生きる障害児・障害者のアート展 --- p.280
• ＜彙報＞国立新美術館開館10周年における広報活動について / 広報・国際室 --- p.281-283
• ＜彙報＞国立新美術館山の日ワークショップ「三角形で発信しよう！」実施報告 / 竹ノ下，彩香 --- p.284-289
• ＜彙報＞国立新美術館における企画展をめぐって—これまでの活動および、今後の展望と課題 / 長屋，光枝 --- p.290-297
• ＜彙報＞ニッポンのマンガ*アニメ*ゲームミャンマー展実施報告 / 真住，貴子 --- p.298-307
• ＜彙報＞ニッポンのマンガ*アニメ*ゲームバンコク展実施報告 / 小山，祐美子 --- p.308-313
• ＜彙報＞修復家へのインタヴュー「ジャコメッティ展」 / 森，直義 --- p.314-317
• ＜彙報＞美術資料をめぐる回想 : 稲憲一郎氏に聞く—「精神生理学研究所」 (1969-70年) を中心として / 伊村，靖子 / 鈴木，勝雄 / 松井，茂 --- p.318-332